Farm Share House 篠原

物件

WHAT
木造平屋(一部2階建て)

WHERE
糸島市篠原東

WHEN
2013.9 ~ 2014.12

築60年の古民家を改装した物件で、’’ちょっと大きな庭付きシェアハウス” です。
家・庭・倉庫のすべてを空き家プロジェクトがけ、 地域に密着したシェアハウスを目指しています。

概要

 この Farm Share House篠原は、糸島空き家プロジェクト第四弾となる、築 60 年の古民家を改装した物件で、筑前前原駅から少し歩いたところに位置する ちょっと大きな庭付きシェアハウス です。この物件では、家・庭・倉庫のすべてを空き家プロジェクトがけ、地域に密着したシェアハウスを目指しています。庭の畑で育てる野菜。地域に開いたイベントスペース、広いダイニングキッチン、漆喰塗りの壁など、たくさんの魅力に溢れています。


改修工事

 初秋から始まった改修工事。まずは構造部だけを残して壁や天井などを取り払っていきます。外壁と柱以外何も無くなったところから、天井・フローリング・壁張り、漆喰塗り、部材ペイントと、週末を使って少しずつ完成を目指します。元々あったキッチンの代わりに、新たに対面式のアイランドキッチンも導入しました。
 天井張りや外壁塗りの期間は足場を組んだ上で行うことが多く、常にドキドキしながらの作業となりました。特に天井張りでは、間近で構造を見て触ることができるという、とても貴重な体験をさせていただきました。

 改修前のFSH篠原は、おばあちゃんの家のような、一般的な平屋の木造住宅でした。元々あった天井や壁を取り払い、玄関部分は梁の見える広くて開放的なダイニングキッチンに、物置だった家の外の北側にあたる部分は玄関へのアプローチに生まれ変わりました。
 天井は第一弾物件の糸家と同様に小屋組み表し、床は杉の無垢材を使用、壁は漆喰仕上げとし、温かみのある空間を演出しました。壁は漆喰と白塗料で白色で統一し、離れて見た時にFSH篠原が印象的な風景となって浮き上がっています。

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